アブソリュート

バーグ文子さんの本
「アロマティックアルケミー」
が面白いです。

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溶剤抽出法で採取される精油は

「アブソリュート」
「レジノイド」

と呼ばれます。
これらにはごくごく微量の溶剤が残っているので
セラピストによってはトリートメントには使用しないこともある。
今まではその程度の認識でした。

私もトリートメントを行うときは今までは「なんとなく」使わない傾向であったのですが、
この本を読んでから、アブソリュートに対する見方が変わり、最近はよく使うようになりました。

アブソリュートは繊細な花の精油を採取するのに使われるので、
熱を加えて作る水蒸気蒸留では出せない香りなのですよね。
お花そのものの香りがちゃんと残っているので、使っていてとても心地よいのです。

なにより、お客様の反応がとても良いのです。

気になっていた溶剤の残留も、それほど神経質にならなくてもよさそう!
と、本を読んで腑に落ちました。
セラピストそれぞれの考え方もあると思いますが、
私は自由に使っていこうという考えに落ち着いています。

もちろん、他にも精油のプロフィール、ブレンド(こちらがメイン)など充実の内容で、勉強のためだけではなく、読み物として純粋に楽しめた1冊でした♪

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