2月24日、
アロマ環境協会のプロフェッショナル向けのセミナーに行ってきました。
「精油の有効性・安全性と最近のトピックス」
林 眞一郎 氏
精油の安全性を理解するには、やはり化学は大事です。
精油を選ぶとき、色々な方法があります。
・化学的根拠に基づいた、効果・効能
・好きな香り
・直感
・占星術
・陰陽
・ダウンジング
など。
化学がすべてではないのですが、色々ある中からの、
化学的なアプローチを知っていれば、
視野がより広がります。
私は化学はあまり得意ではなかったのですが、
インスト勉強時代の復習もかねて、
注意すべき成分・精油の選び方を聞いてきました。
今回のセミナーで特に印象に残った内容は、
精油の毒性といわれる成分にも、良い面があるということ。
神経毒性のある成分も、気付け薬として上手く使えば脳を目覚めさせ、
リフレッシュでき、2次的に緩んでリラックスできること。
光毒性のある成分は、生命力をUPさせ、気分が高揚し、
血行を良くしてくれるということ。などなど・・・
お客様の体質をきちんと聞いて選べば、可能性が広がるし、
怖がりすぎるのはもったいないと思いました。
精油の毒性の情報は、
・精油を大量に誤飲
・意図的に内服した
結果生じたものが多く、「精油の内服はおこなわない」などの
通常の使用範囲内であればリスクは少ないとのことでした。
そして研究のトピックスも紹介
・精油の芳香による酸化ストレス抑制
・ラベンダー精油による冠血流予備能改善効果
・沖縄産月桃精油の抗不安作用
・アロマテラピーによる認知症患者の向精神薬の減薬
・ローズマリー精油による無気力の改善
・高齢者の泌尿器系疾患へのアロマテラピーの活用
・マカデミアナッツ油の経皮吸収能とインスリン拮抗性改善効果
などなど、難しそうな内容もありますが、
詳しくは別の機会にご紹介しようと思います。
↓最後のマカデミアナッツ油の研究は以前ご紹介しております。
過去の記事
最後の質疑応答にもたくさん時間を使っていただき、
実り多いセミナーとなりました。