私が所属しているアロマ環境協会の研究論文の冊子が届きました。
とても良い結果がでていたので、気になったものをご紹介しますね。
・マカデミアナッツオイルのメタボ予備軍へのアプローチ
当サロンでもメインで使用している、マカデミアナッツオイル。
「パルミトレイン酸」という成分が含まれていて、インスリン抵抗性や動脈硬化の改善に関与する、といわれています。
実験では、マカデミアナッツオイル群とココナツオイル群に分かれて、空腹時にトリートメントを行った後、ブドウ糖水溶液を飲んで時間ごとの血糖値を比べると(OGTT)、マカデミアナッツオイルを使用したほうが優位に血糖値が低下し、インスリン抵抗性改善が示唆されたそうです。
※インスリン拮抗性とは、インスリンが出ているにもかかわらず血糖値が下がらない、インスリンが効きにくい状態のことです
パルミトレイン酸はオイルでの施術後、1時間で血中に吸収・検出され、8時間も濃度が維持されるのだそう。1回の施術で効果が発揮されたことは注目すべきことだ、とありました。
今後、血糖値高めの方への補助的な療法として広まっていきそうですね。
パルミトレイン酸は、人の皮脂と似た成分で、肌を柔軟にし、老化を防ぐオイルとしてマカデミアナッツオイルを使用していますが、このような効能もあるのだと分かり、使い方の幅が広がりました。
他にも気になる研究がありましたので、次回に・・・