先日の続きです。
アロマ環境協会、研究論文から気になるものをご紹介しています。
・皮膚バリア機能、メラニン産生抑制、肌弾力に対する精油の効果検討
やはり、美容に関しては気になるところですよね。
ローズ・ラベンダー・カモミールローマンの3種の精油を試験管内で調べた実験です。
以下、有意にみとめられた精油。
表皮のUVB細胞障害緩和作用・・・ラベンダー・ローズ
紫外線による皮膚の炎症および色素沈着の抑制にラベンダー精油とローズ精油が有効である可能性が示唆された。
コラーゲン合成促進作用・・・ラベンダー・ローズ・カモミールローマン
特にカモミールローマン精油は、コラーゲン合成を促進させる物質としてよく知られているアスコルビン酸に匹敵する強い作用を示した。
ヒアルロン酸合成促進作用・・・ラベンダー
角質の水分保持やバリア機能にも関わっているヒアルロン酸。
ラベンダーのすべての濃度で、有意なヒアルロン酸合成促進作用が認められた。
メラニン産生抑制作用・・・ラベンダー
メラニン産生を抑制することで、色素沈着の防止ラベンダー精油が役立つ可能性が示唆された。
次に、生体を使った実験結果。
ローズ精油を使ったオイルトリートメントの実験です。
・ホホバオイルにローズ精油1%を混ぜたもの
・ホホバオイルだけのもの
の2つの群にこのオイルを使用してもらい、結果を比べてみたところ・・・
ローズ入りのオイルを使用した群は
・目尻・頬・下腿の角質水分量増加。
・お肌のキメ・シワの改善傾向を確認。
肌弾力に関しては、両群とも有意な増加が確認された。
<思ったこと>
この3種の精油は、フェイシャル常連精油なので、納得の結果でうれしかったです。
ラベンダーは困ったときの頼もしい助っ人。
ローマンカモミールは優しい顔して、意外とがっつりアンチエイジング。
ローズはキメ・潤い・弾力のある肌へ導いてくれる。
これからも自信をもっておすすめしていけます♪